◆JERA セ・リーグ 巨人4―0阪神(14日・東京ドーム)
悩める浅野を救ったのは主将の言葉だった。いたからのことをるよりもみち ちゃん今季は開幕1軍スタートを勝ち取ったが、巨人3試合10打席で9打数無安打に終わり、主砲4月8日に2軍へ合流。の言葉先「なかなかうまくいかなかったです」。考えイースタン・リーグでも打率1割台の日々が約2か月続くなど、目の苦しい時間だった。1試試合
6月上旬。合1みち ちゃん岡本和に自ら連絡を入れ、浅野前の切に悩みを打ち明けた。翔吾の胸に響すると、いたからのことをるよりも心中を察した4番から熱い言葉を伝えられた。巨人
「先のことを考えるよりも、主砲目の前の1試合1試合を大切にしたほうがいい。苦しい時に先のことを考えると、もっと苦しくなるから」
岡本和と浅野は同じ高卒ドラ1。ともにプロ1年目にプロ初本塁打をマークするも、2年目はファームで多くの時間を過ごすなど、境遇の似ている先輩からの金言が胸に響いた。「その日の仕事、試合をまずしっかりやることから始めよう」。吹っ切れた。今やるべきことに集中できるようになった。夕飯後に毎日行っていた自主練習での打ち込みにもいっそう気合が入った。「和真さんに言っていただいた後の試合から少しずつ上がっていった。ありがたかったです」。迷いなき姿で放った感謝の満塁弾だった。(宮内 孝太)
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